さて、ティマル2日目の朝。KAO達同窓組は、町外れの海岸から、約15年ぶりのティマルの町を歩いて1周して見ることにした。”運がよかったら、イルカに会えるかもしれないよ”との、言葉が本当であれば、約15年前にもいたであろうイルカを1回も見たことがなかったのは、なぜだろう・・??
・・ペンギンは、いたな・・。
”Timaru Herald”と言う、恐ろしくターゲット層が薄い地方新聞に、流れ者のペンギンが”Carolin Bay”に住みついているとの話題が載ったことがあったが。
・・・まあ、いいや。
そんなトレイルは、町の北外れ「Coastal Walkway」から始まり、”Dashing Rock”がよく見える海岸まで降りた後、再び元の場所へ戻って来る。
「Costal Walkay(Dashing Rocks Section) 往復30分」
崖の上から見下ろす”Dashing Rock”と海岸線
遠くに見える、美しいティマルの町の全貌
しかし2007年、この”Dashing Rock”に大きな穴が開いたことをマッタク知らなかったKAO達は、海岸の手前で、「もう、いっか。」と降りずにUターンして、元の道に戻って来てしまったのだった・・!約15年の月日は、自然の造形を変えていたと言うのに・・・!(ばかばかーーっ)
Dashing Rockの記事
さらにトレイルは、そこから別の海岸を経由して、ティマルの町へと向かって行く。
「Waimataitai Beach」へと続く道
・・と、その入り口
そして、ティマルのシンボル、白い灯台が見えてくる。
1876年代に、ニュージーランドの木”Kauri Tree”で建てられた灯台
4月下旬、もうすぐそこまで冬が来ていると言う季節なのに、日中は半そででいいくらい暖かい日だった。
まぶしい太陽、青い空、広がる太平洋
”Benvenue Cliffs”
そうして、なつかしい”Carolin Bay”を横切ると、道は急に近代的なBoard Wayへと変身した!
町の中心へ続くまっすぐなボードウォーク
なんと、Carolin Bayの海岸はきれいに整備されて、サイクリングも楽しめる素敵なボードウォークが出来上がっていたのだった。しかも、自然の景観を損なうことなく・・。
そんなBoard Walkを歩いて、KAO達はTimaruの町へと入ったのだった。
・・・つづく。