やっと、、やっと、、 やっと、、念願の、、
運転免許証を手に入れたーーーッ!!
本当に・・本当に・・・長い道のりでした・・
そもそも、日本国以外で運転免許証を取得するためには、当然その国に住んでいる証明証がなくてはならないわけで、アメリカの場合は「Social Security Number(ソーシャル セキュリティ ナンバー」通称「SSN」と呼ばれるものが、それにあたります。。これは、いわゆる日本の国民保険に相当するもので、基本的に職を持っている人は必ず持っており、個々人の番号がひとつひとつ違うため、
決して、、誰にも見せないでください・・・・・
・・・と言うくらい、大事なもの。当然、たかだか1年未満の専門学校生になんかに出るシロモノではありません・・
L.Lにいた頃は、働いていたので、この「SSN」のカナダ版「Social Insurance Number(ソーシャル インシュアランス ナンバー/通称 SIN)を持っており、比較的簡単に(?)運転免許証の申請ができました。
でもね、そう「申請」のみ・・です。
試験に通らなければ、当然、運転免許証は手に入らないです。カナダで一度運転免許証のコンピュータテストを受けた時「アルコールは、○○オンスまで飲んでも良い?」の四択問題でー・・
「そう言えば、はむはむ。さんのオット(カナダ人)が、ビール1本ならいいんだよ。」って言ってたよなあ〜、と余計な情報を思い出し、(ごめんなさいね~!)
「12オンス」
と自信を持って、○をしたところ、
ブブーーーーッ!!
・・って、音がコンピュータから聞こえたのかと思ったくらい、次の画面に大きな「X-バツ」が出て、試験はそこで終わってしまいました~・・。(← 勉強して行けよーっ・・ってことです。)
日本で始めて運転免許証を取りに行った時のこと。在籍最大期間6ヶ月ぎりぎりまで通っていたの為、住民票の有効期限が切れ、取り直しに行った上に「高速道路での事故」と言うホラービデオ(← 講習ビデオッ!)を、3回も見させられ・・・そんなトラウマがよみ返りー・・。しかも「SSN」だってないしさー。本来だったら、運転免許証の申請なんか、できない身分ですよ。でも、日本から持って来た「国際運転免許証」は、気づいたら有効期限が切れており(・・・
)車がなければどこへも行かれないわけでー・・。
「免許証がどうしても必要なんですうぅぅぅ~」と、泣きついたところ、
「しょうがないわね。」
と、意外にあっさり(?)申請が通り、しかも「ちゃんと勉強してから試験を受けなさいね。ガイドブックは、図書館で借りられるから。」と親切な情報までいただき、ココロを入れ替えて、猛勉強!!
そして、全30問のペーパーテスト、無事合格。
よおっしゃーーー!受かったーーーー!!免許証げっとぉーー!!
と、思っていたのに、出たのは
Permit License(仮免)
えっ??本免を取るには、路上テストが必要ですとーーーッ!?
そして、出向いた講習会場で
「付添い人は?」「は?付き添い人???」
こちらの路上テストは、自分の車を持ち込んで行われるため、車を所有していない人は、人から借りるか、もしくはレンタカーなどを用意します。しかも仮免では、1人で運転ができないため、必ず横に本免を持っている人に、付き添ってもらうのがルール。
なので、付き添い人を探して、予約を取り直して、しぶしぶ出直してみたのもののー・・
「付き添いの人、ちゃんといます!近所で買い物しながら待ってます。」
「だめだよ。付き添い人本人がちゃんと出頭して、免許証を提出しなければ路上テストは受けられないよ。」
えええーーーーっ? ・・・て、言うかなぜいっぺんに言わない?
そんな悪意とも取れる(いや、マニュアルに沿ってるだけ)意地悪なお代官様のおかげで、講習会場を行ったり来たり、、、、そして、やっと路面に出ることができた!
・・のに、ものの10分で返されー・・(ひゅるひゅる~・・)
「見切り発進。速度オーバー。キケン行為の連続ですッ!」(が〜〜〜ん
)
そしてこの日から、KAOとチャリ夫くんの、涙の「模擬・路上テスト」特訓が始まったのでした・・。
「今すれ違った車の色は??」
「そこのスペースに駐車して!」
そんな血の滲むような特訓に、一時は逆恨みをし、「渡る世間は鬼ばかりって本当ね・・。」と涙を流した日々もあり・・。(← ウソ)
意を決して、再び参上した2度目の路上テスト。前回のお代官様(試験官)じゃなかったらいいなあー・・と、弱気になっているKAOに、今度は、
「この道で、うちのだんなが事故ってねー。車線変更をしてきた車に追突されたのよ。しかもものっすごいスピードだったので、その勢いで前の車に追突してねー。新しい車だったんだけどー。」
な~んて、世間話をしてくれる優しい女性審査官。
だったんですが・・・もともと、運転が苦手なKAOとしては「左運転」+「路上テスト」+「緊張」+「英語で世間話」+「気の利いた受け答え」をいっぺんにするって、結構ドキドキしてしまいー・・そうして、戻って車を駐車して、結果発表の一瞬
「パスしました。」
やったああああーーーーっ!!
・・で、晴れてもらったー・・
これっ!(本免)
えっ?どこが違うのかって? それは・・・間違い探しをしてください・・・(ふふっ)